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30代子育て世帯のマンション選びについて②

実際にマンションを探し始めて、気になる物件も見つけ、いざ資料請求、モデルルーム見学へと歩みを進めた我が家。

まずは新築のマンション①へ。このマンションは完成・入居が2025年のため(現在2023年)、まだ物件はなく、近くに建設されたモデルルームでの案内となりました。

新築マンションのモデルルームは雰囲気が明るかったです。物件のイメージ映像をまず鑑賞し、夢を膨らませます。その後完成模型図を見て、実際にエントランスがどこにあるか、ゴミ捨て場はどこにあるか、エレベーターの位置や駐車場がどこにあるかなどを確認しました。気になることがあれば、営業の方が丁寧に説明してくれます。眺望もドローンで撮影したイメージ図などで確認できるので具体的にわかります。最後のほうでモデルルームに案内され、物件を確認しました。

特別広いわけではないですが、標準的な(?)70㎡台の田の字型3LDKの部屋でも、現在の1LDKの部屋と比べると十分に広く、テンションが高まります。特に、リビングからは広々として景色が見えるマンションで、もし購入ができ住んだ場合にも開放的な気分になれそうでした。

共用設備もキッズスペースやワークスペース、ゲストルームなどもあり、また、駅チカ(2~3分)、大型商業施設も徒歩5分以内、大規模、妻の実家も近いということもあり、とても気に入り、第一候補となりました。(まだ1件目ですが。。)

懸念点は、実際の購入が数年後になるため、その時の金利がどうなっているかが不安なことと、今の物件が高値掴みになってしまわないか、2年後の自分の勤務地がどうなっているか(転勤していないか)、また、駅チカでハブ駅にも近いものの、乗り換えが必要な支線駅であり、資産性が十分であるかなどが懸念点でした。

次に訪問したのは、上記の新築マンションの隣の駅の中古マンション。この中古マンションも大規模、駅チカでした。築浅5年程度の物件にしては価格も4480万と比較的安く、売り出していた部屋はお子さんがいた部屋ということで汚れている部分もあったものの、不動産営業の方がリフォーム代分としていくらか交渉できるかもしれないと話してくれていて、とても良かったのですが、部屋が12階であったのが気になってしまいました。眺望は抜けていて、向きも南向きで良かったのですが、私も妻も3階以上の物件に住んだ経験がなく、どうしても高層階であることが気になってしまいました。エレベーターを待つのが苦痛になりそうだと思ったのです。急ぎの時は階段でも降りられるくらいの階数が良いなと思いました。また、子供が万が一落ちてしまったらということなども考え、結果として見送りました。(何階から落ちても大変ですが。。)

実際に購入しようとすることで、住んだ時にどう感じるかをイメージして考えるようになり、自分たちの希望がより具体的になったと思います。改めて私たちは低階層~中階層のマンションが良いんだということに気づきました。また、本中古マンションにも駅前にスーパー、ドラッグストアはあるものの、新築マンション①の近くにある商業施設のほうが、近くにユニクロや本屋、無印、3コインズ、スタバやマック、フードコートなどもあり、より便利だと感じました。

最後に、また別の2駅隣のハブ駅の駅チカ新築マンションのモデルルームに見学に行きました。このマンションは販売も終盤で、既に完成し、引き渡しが住んでいる住人が暮らしているマンションでした。モデルルームも実際のマンション内の部屋ですので、実物を見て購入できるのは良さそうだったのですが、営業の方が上から目線の感じでたまらなかったです。とにかく駅チカで資産性があると主張し(それは十分わかるのですが)、手が届くなら即決で購入すべきという雰囲気で、押しが強くて若干不快な思いをしました。「予算的にも厳しいし、探し始めたばかりなので。。」と話すと、「探し始めなんて関係ないです。良い物件は早く買うべき。それに予算が厳しいなら、周辺の新築は買えませんよ?」みたいなことも言われました。最終的にはモデルルームにせっかく来られたので、現在の市況を教えて差し上げますよ。みたいな感じでした。ただ、最初は不愉快だと感じ、なんか納得いかないなと思っていたのですが、ガツンと今の状況について説明を受けたことで、逆にマンションの購入意欲が高まりました。

人件費も資材費も高騰している、用地取得も価格が高騰していて、今後数年(?)のマンションは値下がりは期待できそうにないと。(この営業の方の一主張になります。)また、マンションの資産性は特に駅チカで主要駅であること。など。

たしかに、現時点で既にマンション価格は高騰していると思うのですが、賃金UPの風潮や、身の回りのあらゆるものが値上がりしている昨今、住宅取得にかかるコストが更に上がる可能性はあると感じました。現在は会社の補助で安く賃貸に住んでいるとはいえ、子供が生まれ広い家に住み替えたいし、でも3LDKを賃貸で借りるとそれなりに高くなるし、それなら早くに購入してしまったほうが良いと感じたんですよね。

あと、私は今県民共済くらいしか保険に入っていないのですが、住宅ローンで住宅を購入し団信に加入していれば、がんになってしまった時や、亡くなってしまったときに、妻と子供に少なくとも家は残せるので、生命保険代わりにもなるし安心かなと思ってます。何にもなければ、がんばって仕事して淡々とローン残債を減らすのみです。

今後の金利の動向や、不動産市況は気になりますが、どちらも自分にはコントロールができないです。物件を買って値下がりするのも心配ですが、買わずに高騰して一生買えない値段になってしまうのも怖いです。私は関西在住ですが、都内のマンションは普通には買えない価格になってきていると思い、同じことが関西(大阪近辺)でも起きたらと思ってしまいます。

幸い、現在はまだ金利も低いですし、関西の物件も高くなってきていると思いますが、なんとか月々払っていけそうな価格ですので、買えるうちに購入してポジションを取りたいと思っています。もし不動産価格が下がってしまったら残念ですが、未来の不動産市況はわからないと思いますし、実需として自分たちの納得したマンションで、好きな街で、少しでも早く新生活がスタートできれば、それで良いかなと思ってます。